カテゴリー: 整理整頓

  • AIDXの先に、私たちは何を目指すべきか

    AIDXの先に、私たちは何を目指すべきか

    ▼ 株式会社無知ノ知についての詳細は以下をご覧ください🦝🗿 ▼

    ── “自動化の先に待つ、人間の役割” を再定義する。

    AIが当たり前になり、
    GPTが「空気」のように生活に溶け込み、
    誰もが簡単に自動化を作れる時代になった。

    では、その先に何があるのか?
    AIDX(AI×DX)を進めた企業は、最終的にどこへ向かうべきなのか?

    これまで数多くの現場でAI活用を支援してきて、
    私はひとつの答えにたどり着いた。

    AIDXの先にあるのは、“人間が再び人間に戻る組織” だ。

    今日は、その全体像を言語化していきたい。


    ■ AIDXはゴールではなく、企業の“土台づくり”に過ぎない

    多くの企業はまだこの誤解をしている。

    「AIを導入すれば生産性が上がる」
    「自動化すればDXが完了する」

    残念ながら、これは スタートラインに立っただけ だ。

    AI導入は“終わり”ではなく、
    人間の能力を最大化するための基礎工事 に過ぎない。

    そしてその基礎工事は、以下の4段階で進む。


    ■ AIDXの4階層構造

    ① 点:個別業務の自動化

    日報、自動集計、議事録、顧客管理…
    小さな自動化が“点”として生まれる。

    ② 線:業務フローの連結

    点がつながり、ひとつの流れになる。
    情報が迷子にならず、ムダな確認作業が消える。

    ③ 面:部署をまたぐ統合

    営業 × 事務 × 経理 × マーケ のデータがつながり、
    会社全体がひとつの“生態系”になる。

    ④ 立体:AIによる意思決定と最適化

    AIが予測し、提案し、判断を支援し、
    人間は未来を創ることに集中できるようになる。


    しかし、ここまで進んでもまだ“半分”だ。
    AIDXの本当の目的はもっと先にある。


    ■ AIDXの先にある世界

    ── 「人間にしかできない領域」の再構築

    AIができないことは、もう驚くほど少なくなった。

    文章は書く。
    分析はする。
    画像も動画も作る。
    コードも書く。
    システムも組める。

    では、人間に何が残るのか?

    その答えは明確だ。


    ■ 人間にしかできないのは

    「意味をつくること」
    「物語をつくること」
    「価値を再定義すること」
    そして“クリエイティブ”である。

    なぜならAIは過去データから予測する存在であり、
    「0→1」を生むのは、今でも人間だからだ。

    そして、その「0→1」を生むために必要なのが、

    • 構造化力

    • 言語化力

    • 観察力

    • 知覚力

    • リバースエンジニアリング思考

    • ディレクション能力

    といった “脳のOS” である。

    AIDXはこの OSの強化のために存在する とさえ言える。


    ■ AIDXの先に目指すべき企業像

    私は明確にこう思っている。

    AIDXの先にあるのは「意思決定の90%が自動化された組織」であり
    「人間がクリエイティブと意味づくりに全集中できる企業」である。

    つまり、

    • ムダな会議はなくなる

    • 無意味な確認作業もなくなる

    • 単調業務もすべてAIが片付ける

    • 情報は勝手につながる

    • AIが会社の“記憶”になっていく

    そうなると、組織はこう変わる。


    ■ AIDX後の組織は「発想と創造」に全振りできる

    あなたが未来の会社を想像してほしい。

    社員が目を使い、耳を澄まし、
    顧客の声を拾い、
    市場の変化を読み、
    新しいアイデアを出す。

    AIはそのアイデアを具現化する。
    AIがプロトタイプを作り、
    AIが資料を作り、
    AIが改善案を提案し、
    AIがユーザー反応を解析する。

    人間は、
    “どの山を登るか” と “なぜ登るのか” を考えるだけでいい。

    これこそ、AIDXの本質である。


    ■ では、どうやってその未来へ向かうのか?

    ここで重要になるのは、
    これまであなたと深く議論してきた2つの本質だ。


    ■ ① 現場理解 × 構造化力がすべての基盤になる

    AIDXは“現場の摩擦”を理解しないと成立しない。

    • どこで手が止まるのか

    • どこで人は怠惰になるのか

    • どこが一番ストレスか

    • どこが時間のロスか

    現場を知らないと、絶対に成功しない。

    だからAIDXの本質は技術ではなく、
    現場の観察力 × 構造化 × 言語化 にある。


    ■ ② 最終的には「現場に溶け込むシステム」しか生き残らない

    強制力が必要な場面もある。
    しかし、本当に大切なのはこれだ。

    “気づいたら使っていた”という導線設計。

    アプリを開かなくても、
    行動を変えなくても、
    生活導線のままでAIが動く。

    これがAIDXの“真のDX”だ。


    ■ AIDXが完成すると、データが「未来をつくる材料」になる

    会社が5年、10年と活動してきた
    膨大な暗黙知・ノウハウ・顧客とのやり取り。

    これらは今、ほとんどが“人の頭の中”に閉じ込められている。

    しかしAIDXで点がつながり、線になり、面になり、立体化したとき、

    データが会社を理解し、
    会社の意思決定をサポートし、
    新たなビジネスモデルを生む。

    つまり、

    会社の“脳”がAIで拡張される。

    これがAIDXの本当のゴールである。


    ■ 最後に:AIDXの先に企業が目指すべきもの

    まとめる。

    AIDXの先に企業が目指すべき未来とは以下だ。

    自動化が当たり前になり
    人間が意味をつくり、
    データが未来をつくり、
    クリエイティブで勝つ組織である。

    AIは仕事を奪うのではない。
    AIは人間の「退屈な仕事」を奪ってくれる。

    その結果、人間はようやく
    人間らしい仕事に戻っていく。

    AIDXとは、
    人間を“人間に戻す”ためのプロジェクト である。

    最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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    株式会社無知ノ知

  • AI導入が進まない本当の理由

    AI導入が進まない本当の理由

    ▼ 株式会社無知ノ知についての詳細は以下をご覧ください🦝🗿 ▼

    2025年、AIという言葉を聞かない日はない。

    「AIを使えば生産性10倍!」「1日1時間の作業が3分に!」
    そんなキャッチコピーが毎日流れてくる。

    しかし現実はどうだろう?

    AIを導入したのに、現場が全く使わない。
    業務に組み込む前に、ツールが“置物”になってしまう。
    結局、昔ながらのやり方に戻っている。

    こうした失敗を、山ほど見てきた。

    そして確信していることがある。

    AIが浸透しない理由は、「AIに問題がある」のではなく、
    “人間の構造”を理解していないからだ。

    AIの本質は「技術」ではなく「構造」だ。
    そして、その構造を支えているのは “人間の怠惰” である。

    今日は、AI導入がなぜ進まないのか。
    どうすれば現場が“自分から”使い始めるのか。
    その本質を徹底的に言語化していく。


    ■ 結論:AI導入がうまくいかない最大の理由は「人間を前提にしていない」から

    DXやAI活用の話になると、多くの会社がこう言う。

    • 「現場が使ってくれない」

    • 「覚えてくれない」

    • 「結局、手入力のまま」

    • 「面倒だと言われる」

    これ、全部同じ原因に収束する。

    人間は、基本的に怠惰である。
    そして“新しいことを覚える負荷”を本能的に避ける。

    この前提なしにAIを導入しても、絶対に定着しない。

    だからこそ、AI導入には2つの設計が必須だ。


    ① 強制力

    ② 自然に使ってしまう“現場溶け込み型システム”

    実は、この2つの組み合わせこそがAI導入の成功法則だ。

    ◎ 強制力だけでは嫌われる

    ◎ 溶け込みだけでは使われない

    だから理想はこの黄金比。


    ◎ 強制力:溶け込み = 3:7

    この比率で設計されたシステムは、驚くほど定着する。

    では、それぞれを深掘りしていく。


    ■ 強制力とは「使わざるを得ない状態を設計すること」

    「押さないと給料が出ない」
    「登録しないと契約書が作れない」
    「チェックしないと業務が進まない」

    こうした仕組みは、最低限必要だ。

    これがなければ、どれほど便利なシステムでも
    “あったら便利だけど、別に今はいいや”
    で終わる。

    しかし、強制力“だけ”では人は動かない。


    ■ 本当の定着は「溶け込み型システム」が生み出す

    “溶け込み”とは何か?

    ズバリ、

    「意識しなくても使ってしまう状態」を作ること。

    新しいツールの画面を毎回開いて、
    どのボタンを押すか考えて、
    毎日同じ操作をする。

    …こんなもの、続くはずがない。

    必要なのは、


    ◎ アプリを開かなくても動く
    ◎ 1タップで完了する
    ◎ 行動がそのまま記録される
    ◎ 現場の“生活導線”に合わせる
    ◎ “考えずに使える”ようにする


    たとえば:

    • 営業 → 音声入力だけで日報が作られる

    • 顧客対応 → GmailやLINEのやり取りが自動でCRMへ

    • 会議 → AIが議事録を自動作成

    • 経費 → 写真を撮るだけで仕分け完了

    • タスク → メールの内容から勝手に作成

    • スケジュール → カレンダーから勝手に案件管理へ反映

    これこそ、現場に溶け込むDX である。


    ■ Google Workspaceは“最も現場に溶け込む”唯一の基盤

    中小企業のAI導入を見てきて感じるのは、
    Google Workspaceほど“摩擦が小さい”ツールはないこと。

    • UIが統一されている

    • スマホでも使いやすい

    • すでに多くの現場が慣れている

    • Apps Scriptで自動化しやすい

    • 外部ツールを増やさなくていい

    • 全てのデータが1つの生態系にまとまる

    結果として、

    「覚える必要がない」
    「生活導線にそのまま馴染む」
    「自然と使い続けてしまう」

    という構造が作れる。

    AI導入で最も重要なのは、
    機能ではなく “摩擦の小ささ” だ。


    ■ 結局、AI導入とは“人間の怠惰”を前提にした構造設計である

    すごい機能が必要なのではない。
    複雑なシステムを作る必要もない。

    必要なのはただ一つ。

    人間の行動心理 × 現場の生活導線 × シンプルな構造

    AIの力は“仕組みが整った後に”最大化される。

    だから我々無知ノ知は、
    AIDXをつくるときに 「点 → 線 → 面 → 立体」 の順で構造化する。

    • 点=小さな自動化

    • 線=業務フローの一連化

    • 面=部門横断のデータ統合

    • 立体=AIによる意思決定・最適化

    ここまで来て初めて、

    データが会社を理解し、人が意味を与える組織。

    これが成立する。


    ■ 最後に:AI導入を成功させる唯一の問い

    技術の話はどうでもいい。

    プロンプト力も、ツール知識も、
    ChatGPTの使い方も全部二次的だ。

    本質はこれ。


    「人間はどこで怠惰になるか?」

    ここを理解して設計できるかどうかが、
    AI導入の成否を100%左右する。

    AI導入とはツール導入ではない。

    “人が自然に動いてしまう構造をつくること”
    これがAI時代の経営のスタンダードだ。

    最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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    株式会社無知ノ知

  • 3日坊主なら4日やれ!では無理な人へ。習慣化の最適解。

    3日坊主なら4日やれ!では無理な人へ。習慣化の最適解。

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    ――“怠惰な人間を動かす仕組み”としての習慣

    「続けることが苦手なんです」
    そう言う人は多い。
    でも、それは能力の問題でも、意志の弱さの問題でもない。

    人間は本来、怠惰な生き物だ。
    私も含め、みんな「楽をしたい」「考えたくない」と思って生きている。
    その“怠惰さ”を否定せずに、仕組みで包み込むことができたら、
    それこそが“続ける力”なんじゃないかと思う。


    「習慣化」という言葉に潜む誤解

    「習慣化」という言葉には、どこか根性論の匂いがある。
    「意志を強く持て」「三日坊主になるな」「継続は力なり」――
    誰もが聞いたことのあるフレーズだ。

    でも、思うんです。
    それって、あまりにも“人間の性質”を無視している。

    仕事でも、勉強でも、筋トレでも、
    やる気だけで走り切れるのは一瞬だけ。
    だから「やる気が続かない」ことを前提にして、
    それでも動いてしまう仕組みをつくることこそが、
    ほんとうの“習慣化”なんじゃないかと。


    怠惰は悪ではなく、設計の出発点

    人は「怠けたい」からこそ、進化してきた。
    火を使い、車をつくり、パソコンを生み出し、AIを生んだ。
    すべては「楽をしたい」という欲から始まっている。

    それなのに、「怠けるな」「努力しろ」と言ってしまうのは、
    人間を人間でなくする行為だと思う。

    本当は、怠惰を前提として設計することが、
    最も人間らしいやり方なんだ。


    「考えなくても動ける仕組み」をつくる

    朝起きて、歯を磨く。
    何も考えずにやっている行為の裏には、
    「考えなくてもできる構造」がある。

    同じように、仕事や学習、発信も、
    **“考えなくても動ける仕組み”**を設計できれば続く。

    たとえば、こんなこと。

    • スプレッドシートに毎朝開くだけのテンプレートをつくる

    • noteの下書きをAIが自動でリマインドしてくれる

    • SlackやLINEに“書くネタ”を自動送信するスクリプトを組む

    • 投稿したら自動でGoogleカレンダーに記録が入る

    つまり、“やる気”ではなく“構造”で続ける。
    AIDX的に言えば、

    「人の感情に頼らず、データと仕組みで人を動かす」

    それこそが、続けるためのDXだと思う。


    「コピペすらめんどくさい」ときこそ、本番

    正直、僕もコピペすらめんどくさいときがある。
    マウスを動かすのが嫌になる。
    アプリを開くことすら億劫に感じる。

    でも、そういうときこそチャンスだと思う。
    なぜなら、**「人間の限界」**が見えるからだ。

    その“めんどくさい瞬間”こそ、
    仕組みを再設計するヒントになる。

    たとえば、noteの記事を投稿するとき。
    手動でタイトルを入力するのが面倒なら、
    AIに「昨日の会話からタイトル候補を出して」と聞けばいい。

    アプリを開くのが面倒なら、
    Googleフォームから投稿内容を入れて自動でnoteに送信する構造を組めばいい。

    「めんどくさい」を感じた瞬間が、仕組み化の起点。
    そこに気づけたら、もう半分DXは進んでいる。


    続けるとは「意志」ではなく「設計」だ

    多くの人が「続けられない自分」に悩む。
    でも、本当に問うべきは「なぜ続けられないのか」ではない。
    「続けられる構造を持っていないのはなぜか」だ。

    仕組みが整っていないのに、
    自分の気持ちだけで走ろうとするから、途中で止まる。
    それは当たり前のこと。

    たとえば、

    • 筋トレの習慣をつくりたいなら、ベッドの横にダンベルを置く。

    • 文章を書く習慣をつくりたいなら、朝一番に開くタブをnoteにする。

    • 経営改善を続けたいなら、毎日自動で届くレポートメールを作る。

    つまり、行動を“考える前に始まる”状態にしておく。
    この設計思想こそ、習慣化の本質だと思う。


    無知ノ知的に言えば:「怠惰な人間を理解する構造」

    無知ノ知の思想では、
    「人間は感情で動く」ことを前提に、
    AIや仕組みで“構造を補う”ことを大切にしている。

    AIは人を置き換えるためではなく、
    人の“怠惰さ”や“ムラ”を包み込むためにある。

    AIDX組織の考え方でも、
    まず“人間のリアル”を観察し、
    「めんどくさい」「忘れる」「考えたくない」を構造に変える。

    つまり、

    “怠惰を設計する”のがAIDXの第一歩。


    「続ける仕組み」は、やさしさの構造

    仕組み化というと冷たい印象があるかもしれない。
    でも僕は、それを“やさしさ”だと思っている。

    「やる気が出ない自分」も受け入れて、
    「それでも動けるように設計する」。

    それは、他人への思いやりだけでなく、
    自分へのやさしさでもある。

    無理に頑張なくてもいい。
    怠けてもいい。
    でも、仕組みが動いてくれていれば、
    結果的に前に進んでいる。

    この“やさしい構造”こそ、僕が思う「続ける仕組み」だ。


    「意志」を捨てて、「構造」に頼る

    「続けよう」と思わない。
    「動こう」と思わない。
    ただ、仕組みの中に身を置くだけ。

    歯を磨くように、
    会社に行くように、
    AIと仕組みが自然に動してくれる世界。

    これこそが、**「人間を理解したDX」**だと思う。
    AIに使われるのではなく、
    AIと仕組みを“味方”にする。

    それが、無知ノ知が掲げる「考える会社を構築する」という思想の、
    実践的な一歩でもある。


    結論:怠惰を前提に、仕組みで動く

    習慣化とは、意志の問題ではない。
    構造の問題だ。

    怠惰を否定せず、むしろ出発点として捉える。
    「考えなくても動ける仕組み」をつくる。
    「コピペすらめんどくさい」ときは、仕組みの余白を見直す。

    そうやって少しずつ、自分の“怠惰”を設計していくこと。
    それが、**本当の意味での“続く仕組み”**だと思う。

    人間は怠惰だ。
    だからこそ、仕組みで動かせばいい。
    それが、無知ノ知の考える「習慣化」の構造だ。

    最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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    株式会社無知ノ知

  • AI活用の本質――ツールではなく、構造をつくるということ。

    AI活用の本質――ツールではなく、構造をつくるということ。

    ▼ 株式会社無知ノ知についての詳細は以下をご覧ください🦝🗿 ▼

    ■ 「AIを使えるようになる」では、もう足りない。

    2023年を境に、社会は一気にAIの時代へと突入した。
    ChatGPT、Claude、Gemini。
    「とりあえず触ってみよう」と、多くの人がAIツールを使い始めた。

    文章を書く。バナーを作る。メールを整える。
    たしかに、便利だ。早い。きれい。

    けれど、僕たちは気づき始めている。
    ――AIを“使えるようになる”だけでは、意味がない。

    AI活用の本質とは、
    ツールの操作や時短ではなく、
    「構造をつくること」だ。

    AI時代に問われているのは、
    どんなツールを選ぶかではなく、
    どんな構造を描くかである。


    ■ 点ではなく、線。そして、構造へ。

    多くの企業は、AIを“点”で使っている。

    営業はChatGPT、
    経理はfreee、
    デザインはCanva、
    導線はLステップ――。

    それぞれが効率化しているように見える。
    でも、それらがバラバラに動いているうちは、
    AIは本当の力を発揮できない。

    なぜなら、AIは「構造の上でしか賢くなれない」からだ。

    データがつながり、
    業務が一つの流れとして設計され、
    意味が文脈として整ったときに、
    初めてAIは「会社を理解する」ようになる。

    だから僕たちは、「AIDX組織」という概念を提唱している。
    それは、AIと人間が共に働くための構造を持つ組織。
    AIが理解し、人が意味を与える――
    そんな新しい知性のかたちだ。


    ■ 「データを持つ」だけでは意味がない。

    ――大切なのは、「使える状態に整える」こと。

    AIが正確に判断するために必要なのは、
    莫大なデータではなく、整った構造のデータだ。

    多くの会社には、すでにデータが存在する。
    売上、勤怠、顧客情報、広告レポート。
    でもそれらは、別々の場所に散らばり、
    誰も全体像を把握していない。

    AIが“賢くならない”理由は、そこにある。

    スプレッドシートに入力された数字、
    メールに埋もれたやりとり、
    現場でしか共有されないノウハウ――。

    これらを一つの構造に整理し、つなぐこと。
    それこそが、AI活用の出発点だ。

    Google Workspaceでも、Slackでもいい。
    大切なのはツールの種類ではなく、
    データの流れをどう設計するか。

    AIDXとはつまり、
    「人よりもデータが会社を理解している状態」をつくること。
    それができたとき、AIははじめて
    「経営の参謀」として機能し始める。


    ■ AIが「作る」ようになった時代に、人間は何をするのか。

    AIが記事を書き、広告をつくり、システムを開発する時代。
    “作る”という行為そのものが代替されつつある。

    では、人間に残るのは何か。

    それは、『意味を定義し、構造を創ること』だ。

    AIは、何を作るべきかを知らない。
    AIは、目的を持たない。
    AIは、意図を理解しない。

    だからこそ、人間の仕事は、
    「何を作るのか」「なぜ作るのか」を定義することになる。

    このとき必要になるのが、
    リバースエンジニアリング的な思考力。
    つまり、現場を観察し、分解し、再構築する力だ。

    どこにボトルネックがあるのか、
    どの情報をAIに預けるのが最適なのか、
    どの部分を人間が担うべきか。

    それを判断できる人材が、
    AI時代における“ディレクター”であり、“構造の設計者”である。


    ■ 「脳のOS」をアップデートする。

    AIを活用する力とは、ツールを使う力ではない。
    それは、思考の構造を再設計する力だ。

    観察し、抽象化し、再構成する。
    目の前の業務を点で見るのではなく、
    全体の流れとして理解する。

    これを僕たちは「脳のOS」と呼んでいる。

    AI時代に求められる人材とは、
    スキルを覚える人ではなく、OSを更新できる人だ。

    • 抽象と具体を自在に行き来できる人

    • 言葉で構造を説明できる人

    • 感情とデータの両方を翻訳できる人

    AIを導入する企業に必要なのは、
    こうした「構造的思考」を持つ人材だ。
    ツール操作ではなく、“脳の設計図”を描ける人が、
    次の時代の中心になる。


    ■ 小さな会社こそ、AI活用の本質に近い。

    AI活用というと、大企業の話のように聞こえる。
    でも、僕たちは逆だと思っている。
    小さな会社ほど、AIの本質に近づける。

    なぜなら、組織の距離が近く、変化が速いからだ。
    そして、そこには定性的な知識――
    経験・感覚・人間関係・判断――が残っている。

    AIが扱えるのはデータだ。
    でも、AIを“動かす”のは人間の感性だ。

    これまで数十年かけて培われたノウハウ、
    顧客との会話、現場の判断基準。
    それらをデータとして整理することで、
    会社の「知」が構造化されていく。

    AIは、その知を理解し、提案を返すようになる。
    つまり、AIが会社を理解し始めるということだ。


    ■ そして行き着く先は、“クリエイティブ”である。

    AIで業務を自動化する。
    AIで分析を最適化する。
    AIで判断を支援する。

    その先に、何が残るのか。

    僕たちは、それを**「クリエイティブ」**だと考えている。

    ここで言うクリエイティブとは、
    「新しい価値をつくる力」だ。

    構造化によって余白が生まれ、
    人は再び“考える時間”を取り戻す。
    その余白から生まれるのが、創造性だ。

    AIが整え、人が想像する。
    AIが理解し、人が発想する。
    AIが構造を作り、人が感性で飛躍する。

    つまり、AI活用の本質とは、
    「構造の上で、人間の感性が再び輝くこと」にある。


    ■ 結論:AIの本質とは、「構造を理解し、意味を創る」こと。

    AI活用の本質は、
    ツールの導入でも、業務の自動化でもない。

    それは、

    • データを整え、

    • 構造をつくり、

    • 意味を定義し、

    • 感性で表現すること。

    AIが理解し、人が導く。
    AIが作り、人が意味を与える。
    その循環をデザインすることこそ、AI活用の本質である。

    無知ノ知が目指すのは、
    AIと人間が共に考える社会――「考える会社」の構築だ。

    AIが会社を理解し、
    人が会社を導く時代。
    そこに必要なのは、構造を描ける知性と、感性で伝える力だ。

    AIの時代とは、人間が“考えること”を取り戻す時代でもある。
    そして、その知性の土台を支えるのが、構造という名の哲学である。

    最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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    株式会社無知ノ知

  • マーケティング視点導入のすゝめ

    マーケティング視点導入のすゝめ

    脳内OSを最大限に高め、マーケティング視点を取り入れることで、これまで見えなかった世界が見えるようになり、自身の可能性を圧倒的に引き上げることができます。

    マーケティング視点は、ただ商品を売るための手法ではなく、「選ばれ続ける仕組み」を構築するための考え方です。この視点を得ることで、情報過多な現代社会において他者との差別化を図り、強みを最大限に活かした成長が可能となります。

    今回の記事を通じて、マーケティング視点がどのように日常や仕事に活かせるか、そのエッセンスをお伝えします。ぜひ最後までご覧ください🦝

    マーケティングとは何か?

    マーケティング視点についてお話する前にそもそも、我々が定義しているマーケティングについてご説明します🦝

    売れる仕組みを作ること

    昨今、「マーケティング」という言葉をよく耳にします。SNSマーケティング、WEBマーケティングとか。みなさんは「マーケティング」と聞いて何を思い浮かべるでしょう?

    集客?市場調査?商品開発?導線設計?ブランド作り?戦略設計?

    上に記した通り、その活動全てがマーケティングと言われるものです。

    マーケティング関連本は、日本にも沢山存在します。しかし、統一された一つの定義が明確に存在しないんです。各々で定義されている現状。あえて、わかりやすい定義を示すなら、USJをV字回復させた森岡さんの以下の定義がわかりやすいです。

    マーケティングとは「売れる仕組みを作る」こと。

    少し言い回しを変えると

    「自社ブランド(商品)が選択され続ける」こと。と言えます。

    世の中には類似サービスや類似の法人、事業、業態、単価、商品が無数に存在します。そんな中で自社商品、強いては、競合ではなく自社ブランドが選ばれる確率を上げるために行われる活動全てをマーケティング活動と言えそうですね。

    ここで「ブランド」という言葉が出てきました。マーケティングとブランディングは切ってもきれないほどに深い結びつきがあるんですね。

    マーケティングとはブランドを作るための手段である

    ここで、概念のレイヤー(階層)を整理しておく必要がありそうです。
    世の中では、マーケティングとブランディングは別もののように語られます。しかし、マーケティングが売れる仕組みを作ることならば、売れ続けるだけのブランドイメージが確立されている必要がありますよね。消費者の頭の中に、ブランドと商品が紐づいているということです。

    ケンタッキーといえばフライドチキン。(逆もしかり) のような具合です。

    つまり、ブランド作るために、マーケティングを行っている。と言えます。

    マーケティングはブランド作りのための手段なんですね🦝

    ブランドとは何か?

    そもそもブランドというのは、目に見えないですよね。どこに存在するのでしょうか?それは「頭の中」です。
    つまり、脳が認識しているものにすぎないってことなんですね。その認識が1名だけではなく、何百名、何千名、何万名と同一の認識が生まれ初めて、ブランドが認知→認識された と言えます。

    つまりこれは、「共同幻想」です。共通認識と言ってもいいでしょう。
    ブランドは、結果的に消費者がどう認識するか?によって決まってくるということです。

    マーケティングはブランド作りの手段

    ブランドについてもう少し整理しておきます。ブランドとはなんだろうか?先ほど「共同幻想」とお伝えしました。この共同幻想、つまりブランドイメージは大きく3つの要素から成り立ちます。

    ①思想(philosophyやDNA)
    ②行動(Action)
    ③デザイン(ビジュアル)

    スターバックス

    スターバックス

    無印良品

    無印良品

    丸亀製麺

    丸亀製麺

    上記のブランドはどう作られているのか?皆さんはどう考えますか?

    勘違いのブランディング

    ブランディングとは「見せ方」と発言される人を沢山みてきました。見せ方だけを変えても、思想と行動が伴わないビジュアルは、消費者の頭の中に認識を作ることができないです。先ほどの記述点からみて、見せ方だけを変えることをブランディングと呼ぶのは間違えていると思わないでしょうか?

    ブランドとは、全てが一貫して初めて消費者の頭に残り始めます。情報過多な時代に、一つのブランドを確かに覚えてもらうためには、それだけ確固たるブレない設計が必要なのです。

    これまでは、ブランドを作っていくための手段として、マーケティングが存在していることを伝えてきました。ここから、その手段であるマーケティングについての具体性に触れていきたいと思います。

    はじめに3つの視点を共有し、その後図解の説明に入っていきます。

    前提となる3つの視点

    マーケティング視点を理解していく前に、3つの視点を押さえておきましょう🦝

    ① ブランドとはイメージ。目には見えない。頭の中にある認識にすぎないこと。

    ② ブランドが選ばれるとは、確率に左右され、全員がお客様にはならない。

    ③ 弱みではなく「強み」を磨き尖ること。

    マーケティング視点の全体図

    この図解は、マーケティング視点の全体図を示しています。売上UPを軸としたマーケティング視点の図解です。しかし、何度も記載するがあくまでこれは、強いブランドをどう作るか?が最たる目的です。ブランドを作るためのマーケティングであるとご理解いただき読み進めてください。

    ここでは、ぼかしを入れていますが、今なら無料で「マーケティング視点ノ指南書」を配布中です。

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    マーケティング視点の全体図

    マーケティング視点とは?

    自分の想いや目的を(WHY)、どんな価値として(WHAT)、誰に(WHO)、どうやって(HOW)、届けるのかを組み立てる際に必要な視点。組み立てる力。

    なんで必要?

    時代は変わります。自分の親世代が子供の頃はスマホどころか携帯電話もなかった。ノートパソコンもなかった。ネットでものを買うこともなかった。現代ではあたり前のとされる数々のものが、サービスが、昔は当たり前じゃなかったんですよね。

    ただ現代では、沢山のモノがある。サービスがある。蓋をあければ差別化が大事と言われています。

    情報が飛び交う。顔をあげれば情報に埋め尽くされる世界。
    街を歩いても、スマホを見ても、TVを見ても、動画を見ても。ポストにはチラシがある。
    SNSでリアルタイムに更新される友人の情報すらわかる時代。

    この圧倒的情報過多な時代において、何が本当で、何が嘘か。何が必要な情報で何がいらない情報か、取捨選択ができる人間がどれだけいるでしょうか。

    情報に流されているだけでは、「自分」を見失ってしまいます。だからこそ、自分の肌で、目で、鼻で、耳で、口で感じる情報こそが大切だと思うんです。

    過去の日本は先進国と呼ばれていました。高度経済成長期を、丁寧で緻密な国民性を武器にのし上がりました。GDPでも日本がTOPを占める時代がありました。

    が、今はどうでしょうか。アメリカに抜かれ、中国に抜かれ、、。
    変わっていく時代に適応できないままだと感じています。

    情報に溢れたカオスな世界。世界に抜かされ続ける日本。我々に何が足りないのでしょう。

    それは、

    課題解決よりも課題発見の力。
    既存のものを再解釈する力。
    答えのないものへ向き合うための考える力。

    だと思っています。

    義務教育、高校教育、大学教育と、正解を当てることが善とされる教育を受けてきた我々は、
    この時代に必要とされるスキルを著しく欠いているのかもしれないですね。

    こんな時代だからこそ、脳内OSを書き換え、マーケティング視点を取り入れる必要があると考えています。なぜなら、これらが、その全てを解決すると言っても過言ではないからです。

    とはいえ、そんな大層な話をされても皆様からすると、「現実味がねーよ」と言われるかもしれないと思い、皆様が抱える課題を、職種ごとに洗い出してみました。

    営業マンが抱える悩み

    ・商品がなかなか売れない
    ・同期の営業マンに遅れをとっていることが悔しい
    ・営業先とのコミュニケーションがうまく取れない
    ・社内会議のファシリテートがうまくいかない
    ・頑張って営業してるのに成果がでない
    ・自分の得意や武器がわからない
    など

    デザイナー

    ・なかなか相手に価値を認めてもらえない
    ・単価を上げたいがやり方がわからない
    ・フリーランスデザイナーの出現により仕事を奪い合っている
    ・デザインだけでなく事業の本質から携わりたい
    など

    経営者

    ・従業員がいうことを聞いてくれない
    ・新規事業をやりたいが何から手をつければいいかわからない
    ・管理者、役員、幹部育成がなかなかできない
    ・事業の集客がうまくいかない
    ・現状の課題をどう打破すればいいかわからない
    など

    SNSマーケター

    ・SNS運用はできるが商品サービスの設計がわからない
    ・SNSは伸びるがマネタイズがうまくいかない
    など

    大丈夫です。マーケティング視点が全ての悩みを解決します。
    上に挙げた方々だけでなく、全人類にマーケティング視点をインストールしてもらいたいと本気で思っています。

    「ホンマかいな!?」って言われても無理はないでしょう。

    あまりに汎用性がありすぎて信じがたいと思います。
    騙されたと思って、これから記載していく内容を見て、実践してみて欲しいです🦝

    マーケティング視点の4つの要素

    WHY

    このwhy(なぜ)の広義の意味は「なぜこのブランドを作りたいのか?」「なぜこの事業を始めるに至ったのか?」を指します。下層の項目を挙げると以下に集約されます。

    ・バックグラウンド(背景-歴史-変遷)
    ・DNA-フィロソフィ(哲学-思想)
    ・パーパス(社会に向けたスタンス)
    ・ビジョン(ブランドの将来の姿)
    ・ミッション(ビジョンのために成すべきこと)

    ・バックグラウンド(背景)

    なぜ背景の視点が大切になるのでしょうか?それは「強いブランド」は、大抵自身の過去の体験によって生まれ、目指したい理想の社会があるからです。

    強烈な強い「不」の体験。猛烈に感じたあの時の「感動」の体験。
    それは、社会レベルの話なのか、業界レベルの話なのか、業態レベルの話なのか、組織内での話なのか、チームレベルの話なのか、様々あるでしょう。

    自分自身の「原体験」から生まれたビジネスは、強いブランドを作ります。

    「売上」「お金」を求めることが悪いわけではないが、それが目的化された事業はブランドとしての強さはないです。もちろんそれを否定しているわけではないですし、お金儲けのビジネスも当然あると思っています。しかし、マーケティングの本質である「選ばれ続ける強いブランド」を作るための手段として、マーケティングが存在するならば、それは否定に値すると我々は考えます。

    「売上UPを目的とした認知拡大の方法」としてマーケティングを語るならば、それもまたマーケティングなのでしょう。

    なぜ独立し自分で事業をはじめたのか?
    そこにどういう想いがあったのか?
    その想いは何がきっかけで生まれたのか?
    その事業を通じて、どういう社会を目指したいのか?
    どういう人を増やしたいと考えているのか?

    他者に、圧倒的熱量で語れるものは、やはり原体験からしか生まれないと思っています。本気で語れるものはとは何だろう?

    大抵の場合は、
    ・最も時間を費やしてきたこと
    ・無意識に他人から認められる(褒められる)こと
    ・他者から依頼されがちなこと
    ・没頭して時間を忘れてしまうこと
    ・頑張らなくても成果がでてしまうもの

    このような中に、強いブランドを作るヒントが隠れていることが多いです。

    これは、法人、事業、個人レベルの話でも当てはまります。
    いわゆる「強み」ともいえるでしょうか。

    ある人の当たり前は他人にとって当たり前ではないことが多いですよね。そのことに気づき、自覚できた時に、自分の武器が見つかります。自分が目指したい理想が描けるでしょう。

    「現在は過去の積み重ね」

    そこから、ユニークさを見つけて、ブランドのポジションを見つけていくのが、一番成果が見えやすいです。かつ、原体験から生まれるものは、ブランドが強くなりやすいということです。

    ・DNA-フィロソフィー(哲学-思想)

    「背景」つまり、歴史や変遷から、その人のユニークが見えてくると先ほどお伝えしました。「原体験」が強いブランドを作ると。原体験は自分自身が体験し、感じた事実であり、強烈な「不」や「感動」をサービスにし、消費者が受け取るからこそ、強いブランドが構築されていくんです。

    これは、法人の、いや、個人の、いやいや、強いては「その人の思想」がブランドに憑依するイメージを持ってもらえると良いでしょう。つまりそれは、「ブランドの遺伝子=DNA」みたいなものですね。

    原体験→価値観や美意識→思想→理想→事業→商品→消費者→ブランド(共同幻想=認識)

    です。

    小手先に、こうやればいくら儲かる。 みたいな話ではないです。その法人が、個人が持つ遺伝子は何か?それを見つけていくこと。だからこそ、遺伝子の解像度を挙げる切り口に、バックグラウンドを深く掘っていきます。ブランドは生きています。目には見えない。認識でしかない。しかし確かに生きているんです。

    そういう視点で、相手を、法人を、消費者を見てみると、これまで以上に他社(者)の理解が進むでしょう。

    ・パーパス(社会に向けたスタンス)

    背景から、自身のDNAや思想が見えてくると、次はスタンスを確立していきます。対自身を対個人へ対社会に昇華させていくフェーズですね。自分の思想や特徴から、社会に対してどう向き合うか?

    社会と言われても、話がデカすぎてイメージできないでしょう。

    そういう方は、社会に対して自分はどういう人間か?どういう会社か?何ができるのか?で捉え直してもらうとイメージしやすいかもしれないです。別にかっこいい言葉じゃないといけない!なんて思わなくていいんです。自分自身の生きる「スタンス(姿勢-立場)」の明確にしておこう! くらいで捉えて欲しいと思ってます。

    スタンスがなければ、目の前の情報が、自分にとって、必要か必要じゃないか?やることやらないことの線引きができないんです。炎タイプのポケモンが無理やりみずでっぽうを覚えようとしなくて済むと思います。

    先ほど説明したように、自分の特徴や強みに基づいたブランドが、社会に対してどう向き合うか?だと思ってます。

    ・ビジョン(ブランドの将来の姿)

    背景→DNA-思想→パーパス(スタンス)と説明してきました。ビジョンとは、これまでのことを踏まえて、自分自身、またはブランドが求める理想の姿は何か?です。

    これは、つまり原体験を経て、思想がスタンスになり、そのスタンスで自身(ブランド)はどこに向かっていくのか?ということです。

    ビジョンは、ブランドが大きくなれば、なるほど変化してくものです。ベクトルとでもいえるでしょうか。言い換えるなら、消費者にどう認識してもらいたいか?の、現時点での究極の着地点とも言えます。

    日頃から「目標」「夢」という似たような言葉を使うことは多いでしょう。そこには意味のニュアンスが異なっていると感じています。

    目標→数字的に解釈されることが多い。目指す成果のように解釈されることが多い。
    夢→いつか実現できたらいいなぁ。という具体性のない姿。(夢を持つことは大切)
    ビジョン→最終的に着地させる明確な見通し。

    ビジョンはより現実的であり、成果そのものを指すよりも、「進行と着地」を指しています。

    次のミッションと同時に考えると、イメージがしやすいと思います。

    ・ミッション(ビジョンのために成すべきこと)

    ミッションとは「ビジョン」のために、なすべきことです。

    「ミッション1」「ミッション2」「ミッション3」のような意味合いで捉えてもらえるといいでしょう。

    ビジョンにそってミッションは存在します。

    これまでの話もそうだが、これは具体と抽象の関係ににていますよね。
    ビジョンという上流(抽象)が達成される条件としてミッション(具体)があります。そしてミッション達成のためにの目標(数値など)というさらに具体があり、目標達成のための具体的KPI(重要業績評価指標-例えばリスト獲得件数-問い合わせ数-契約者数 など)があり、さらにそのために実行するアクションが存在します。

    ただ、世間的には「ミッション」というキーワードは、「存在意義」と訳されていることも多いです。我々は、ミッションはビジョン達成のためになすべきことと定義しています。

    存在意義と似た言葉に「理念」なども存在します。補足するならば、存在意義なるミッションや、理念は、「パーパス=社会に向けたスタンス」と捉えてもらうと理解しやすいのではないでしょうか。

    抽象的概念はマーケティングの上流であり、基礎

    とても抽象的な話をしてきました。思想とか、DNAとか、ミッションとか。成果や数字を見た方がわかりやすいですからね。しかし、だからこそ、多くの人が、企業が、目先の数字にとらわれ、本質を理解できないままでいるtと思っています。何百社、何百名の会社代表、社長、個人事業主と会ってきましたが、目に見えないものへの解像度があまりに低いことと感じています。

    みんな、何をすれば良いか?どうすれば良いか?how to や方法論ばかりを求めるんですね。

    答えなんてどこにもない。というより答えであると決めた瞬間にそれ以上のものは生まれないです。
    世の中にあるものを全てあやふやに捉え直してみると良いでしょう。その中で自分自身の定義を決めていくんです。

    結果的に強いブランドを作ることが成果を上げているのに、物事は具体と抽象で成り立っています。本質的なことほど、普遍性があります。それはどうしても抽象的な言葉にまとめられてしまうんです。

    マーケティングとは、そんなあやふやなところから、一つひとつ整理し、自ら意識的に定義していくことからがスタートだと思っています。 そのスタンスや思想は、現代社会で求められているならば、それは結果数字となって返ってきます。

    マーケティングの上流を思考し、スタンスを明確にして、それらを市場にフィットさせていくこと。これらを我々は大切にしています。

    WHAT

    これまでは「why=なぜ」についてつらつらと書いてきました。次は「何を」について書いていきます。

    whyでは、バックグラウンド(背景)から、自身のDNAや思想を見つけ出し、それをブランドに昇華させることを書いてきました。その先に、自身のスタンスをもって、ビジョンをどう掲げ、成し遂げるミッションが存在することをご説明したと思います。

    その思想=ブランドを伝えていくために、何を伝えていくのか?です。
    これは後述するhow(どのように)と混同されがちです。

    どう混同されでしょうか?
    それは「サービス」と「価値」に違いがあります。

    例えば、
    花屋を経営している人の「what(何を)」は何でしょうか。

    「花」でしょうか?

    花を購入するシーンを想像してみると、

    誕生日プレゼント?
    母の日のプレゼント?
    結婚式?
    開業祝い?

    ではなぜその時に花を渡すのでしょうか?

    その時の気持ちは、
    「いつもありがとう!」「おめでとう!」とかでしょうか。

    そう考えると、「花」を通じて「ありがとう」を届けていると言えますね。

    花屋は「ありがとう!」を届けていることになります。

    花はありがとうを届けるための手段となります。

    花は価値を届ける手段=how(どのように)と説明できますね。

    why(なぜ)、what(何を)届けるのか?
    それに、whyから見えた自身の特徴を加え、自分(自ブランド)にしか提供できない価値を提供することで、自分自身が選択される確率が上がると言えるます。

    これは、一般的なマーケティングフレームワークでいうと、3C分析と言えるます。

    つまり、what(何を)は、自者(社)の特徴に基づいた、競合にできないことであればあるほどブランド独自のポジションを取りやすいということです。もちろん「消費者が求めてること」でかつ、自者(社)ができることでなければならないですね。これこそが「価値」になるからです。

    もちろん、競合が多い(少ない)業界が存在します。だからこそ、先述した再解釈戦略が使えるんですね。「価値」を再解釈することで、競合が多い場合はポジションを変えることで、ブランドが第一想起に入りやすい市場に切り替えるんです。

    機能的価値と情緒的価値という視点
    価値には上記のような2つの言葉が存在します。機能的価値とは製品や商品の特徴を指し、情緒的価値は、感情やイメージなど定性的な価値を指します。

    メルセデスベンツで例えるなら、
    車そのものの機能面(低燃費/スピード/操作性など)での価値がある一方、「乗っているとカッコいい」「お金持ちに思われる」などが情緒的価値と言えますね。

    メリットとベネフィットという視点
    機能的価値や情緒的価値の他に、似た言葉としてメリットとベネフィットという言葉があります。メリットとは商品の特徴であり、ベネフィットとは商品やサービスから得られる恩恵を指します。

    掃除機を例にすると、

    メリットは「吸引力が他の掃除機よりも3倍強い」「重量が軽く片手で掃除ができる」などが言えますね。

    ではベネフィットはというと、「吸引力が強いため、掃除にかける時間が短くて済む」や「部屋が広くても身体が疲れない」など が言えると思います。

    機能-情緒/メリット-ベネフィット について
    機能やメリットは、企業側の視点が強いです。商品そのものについての視点から見た切り口である一方、情緒やベネフィットは消費者側の視点が強いですね。使ってみて実際にどう感じるか?は情緒-ベネフィットでしか説明ができないからです。

    what(何を)を伝える際は、商品の説明をするよりも、商品を手に入れ使った結果どうなるのか?消費者視点でのコピーライティングや説明、イメージ作りを行う方が消費者は商品を選択する確率は上がりそうだと思わないでしょうか?

    競合では提供できない、ベネフィットを自社(者)なら、提供できる。という状態が最も強力なwhat(何を)の提供になると言えますね。

    プロダクトアウトorマーケットインの視点
    プロダクトアウト視点、マーケットイン視点という2つの視点が存在します。

    簡単に説明すると以下ですね。

    プロダクトアウト視点=価値から市場(消費者)の特定
    マーケットイン視点=市場(消費者)から価値の特定

    ここでのマーケ視点は、大手企業というより、中小企業や個人事業主を想定しているため、我々の解釈では、プロダクトアウト視点を重視した方が良いと考えています。

    その理由は、大手企業はリソース(人、物、金、情報、知財)を持っていますが、中小企業の場合そのほとんどを持っていないです。ということは、「自社の得意なこと」「自社でできること」で勝負するしか勝ち目がないと言えます。

    つまり、できること=価値 から、市場のどの部分を刺しにいけるか?を考えた方が勝率が高いということです。とはいえ、結局のところ市場(消費者)を特定することは変わらないです。自社が提供できる価値というフィルターを通じて市場を観察しましょう。

    攻めていける市場を発見したとしても、自社でできないことは、発見しても結局勝てないんです。

    どっちの視点が大事か?という話ではなく、プロダクトアウトの視点から考えた方が、勝率が高いのでは?という一つの提示です。

    差別化<独自化 の視点
    世の中では、「差別化」というキーワードをよく耳にします。しかし、ここでお伝えしたいのは、what=価値 を差別するのではなく、「独自」に磨き込むことの方が必要だということです。他社を意識することはもちろん必須です。もしかしたら、差別化も独自化も「ニュアンス」の違いなのかもしれないですが、あえて独自化としているのには、理由があります。

    その理由は、先ほどのプロダクトアウトの話と同様、リソースがない企業は、できることが限られているからです。その限られたリソースを他社が真似できないほどに磨き込むことしかできないと思うんです。

    それは差別化的思想というより、自分自身が持ち合わせた独自の思想であると言えますね。

    これをベースに価値を作り込むこと。これは果たして差別化と呼ぶべきでしょうか?独自化の結果差別化されたと言った方がしっくりきます。

    WHO

    ここまで、whyの項目では、背景/歴史/変遷→思想→特徴について触れてきました。whatでは特徴を活かして、競合他者(社)にできない、価値を提供することについて触れてきました。

    ここが最も大切な項目になるが、結局はその思想に共感できる人がどれだけいるか?そのwhat(何を-価値)を欲しいと思う人がどれだけいるか?が重要なのです。

    who(誰に)とは、「ターゲット(対象)」のことです。

    ブランドとは結局は消費者の認識(共同幻想-共通認識)であり、いくら自身に思想があろうとも、目指したいビジョンがあろうとも、それが市場で求められておらず共感できないものならば、それは消費者の頭の中には残らないんですね。

    WHOに関しては内容が濃すぎますので、詳しくお聞きしたい方は
    Instagramから内容確認してみて下さい🦝

    HOW

    最後にhow(どのように)について。これは先述した通り、what(何を-価値)を伝えるための手段を指しています。

    howは2つの視点にわかれています。

    ①:具体的な商品やサービス
    ②:商品を届けるためのPR、広告、販促などプロモーション

    ①はwhat(何を-価値)を具現化したもので、
    ②は具現化されたhowを消費者にどう認識してもらうか?

    を指してます。

    これらも書ききれないので、別資料でご説明したいと思います。

    総括

    本記事では、「脳内OS強化」に続き、マーケティング視点の重要性についてお伝えしました。

    マーケティングは単なる集客の手段ではなく、ブランドを作り、選ばれ続ける存在になるための「売れる仕組み」を構築するための活動全般を指します。この視点を持つことで、現代の情報過多な社会において、他者との差別化を図り、より強い独自性を打ち出すことが可能となります。

    特に現代では、単なる「差別化」ではなく、「独自化」を徹底することが重要です。他者を意識しすぎるのではなく、自分自身の強みを磨き上げることが、持続可能な成長への鍵となるのです。

    マーケティング視点を取り入れることで、営業マン、デザイナー、経営者、SNSマーケターといったさまざまな職種の課題を解決できる可能性があります。本記事で触れた内容を参考に、ぜひ皆さんも日々の業務や目標設定に活用してみてください。

    また、今回の内容をさらに深く掘り下げた 『マーケティング視点ノ指南書』 を無料で配布しています。この指南書では、各要素について5万字以上にわたる具体的な解説を行っており、すぐに実践できるヒントが満載です。

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    皆さんがマーケティング視点を活用し、新たな挑戦に踏み出すことを心から応援しています🦝

    おわり